カツオのたたきの焼き方や種類とは?それぞれの特徴や味の違いについて。

カツオのタタキの焼き方いろいろ

 

たたき料理を少しでも知る人は、少なからず「カツオのたたきと言えば、藁焼き!」というイメージが皆様にあるかと思います。しかし、実際は色々な調理方法が存在し、もちろんそれぞれ食べたときの味や風味も全然違います。今回は、数ある調理方法の中から主に4つの焼き方をご紹介したいと思います。

 

一番有名!「藁焼き」

カツオのたたきと言えば藁焼きのイメージがわく人が大半ではないかと思います。なぜたたき料理を作る上で藁焼き使用するかと言うと、わらの香りがたたきに移り香ばしく焼きあがります。また藁は一気に燃え上がるため高温で表面のみ炙るのに最適だからです。藁焼きには熟練の技が色々と隠されています、温度調節や自然の火を自分で操らないといけないという点から長年たたき料理を扱っているプロでないと難しい技術です。

 

安定した味が魅力的?!「ガス焼き」

 

一般のお店では藁焼きで調理できる場所は限られています。理由としてはまず藁焼きを行う調理場の確保、もう一つは技術がいる調理法のため技術者が必要という点。そのため、現在はガス焼きで提供しているお店も少なくありません。ガスで焼くことによって、だれが調理しても温度は一定に保つことができ安定した味でお客様に提供できるというメリットがあります。しかし藁焼きのや松葉焼きのような燻製の香り愉しむことができないがデメリットとなってしまいます。

 

燻製のような香り「松葉焼き」

 

大体のお店は藁焼きかガス焼きの2択が占めますが、中には松葉焼きという珍しい焼き方を行っている店舗もございます。松葉焼きは焼き上げる際に松脂が燃え上がり、藁焼きよりもより高温で瞬間的に表面を炙ることができます。また松の香りが燻製のようにかつおに移り、口に入れたときに鼻にまで芳醇な香りがフワっと香ります。珍しい調理法なので、出会えたらラッキーですね。

 

珍しい焼き方!「炭火焼き」

 

数ある調理法の中でもあまり出会うことのない焼き方の炭火焼きをご紹介致します。家でたたきを作りたい!という際に少しでも本場のたたきに近づけるにはこの焼き方が一番かもしれません。またBBQの時などにもオススメですね。炭火焼きの特徴として、皮目がパリッと焼き上がり炭のいい香りがつき藁焼きとはまた一風かわったたたきを楽しむことができます。

 

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